フランスを問う 国民、市民、移民 [ 宮島 喬 ]

国民、市民、移民 宮島 喬 人文書院フランスヲトウ ミヤジマタカシ 発行年月:2017年08月25日 予約締切日:2017年08月24日 ページ数:258p サイズ:単行本 ISBN:9784409230589 宮島喬(ミヤジマタカシ) 1940年東京生まれ。

東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。

お茶の水女子大学教授、立教大学教授、法政大学教授等を経て、お茶の水女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 1(「イスラーム問題」の構築と移民社会ー二〇一五年パリ危機からその後へ/同時的に起こっているヨーロッパの危機と変動/ナショナルポピュリズムとそれへの対抗力ーフランス大統領選の社会学から)/2(オリジンを問わないということーフランス的平等のディレンマ/フランスの移民政策の転換ー“選別的”政策へ?/若者、移民第二世代の雇用と福祉)/3(フランス人とは何かーパトリック・ヴェイユを読む/デラシネとしての移民?ーバレース、デュルケム再考、ノワリエルを通して) 移民から市民へ。

差異にもとづく連帯へ…ポピュリズム、レイシズム政治の言説に惑わされないために。

パリ同時テロ事件から2017年5月のマクロン大統領誕生へ。

フランス社会は、移民をどう受け入れ社会に統合していくのか。

国民戦線などのナショナルポピュリズムにどう抗していくのか。

経済危機、失業、政治変動のなかで、フランスの統合問題が問われている。

国民、市民、移民の問題を、19世紀にまでさかのぼり、さらに現在のヨーロッパの問題までを考察する。

本 人文・思想・社会 社会科学

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